登山は道具選びも重要。ザック、ポールって何?と思った方必見!

登山を始めてみたい。
その為に、どんな道具を揃えるといいのか……

登山の道具を扱っている用品店に行っても、種類が多すぎて
自分に合うものをうまく選べない……

そんな悩みも、あることかと思います。
そこで、「登山道具の選び方」について、今回は書いてみます。

登山家 小西浩文の『目で見てわかる登山教室』楽しいトレッキング講座

登山初心者が陥る、道具選びのポイントとは?

登山の初心者が意外と見落としがちなのが、道具の選び方です。

「とりあえず、何でも良いのでは?」
と思っている初心者が、とても多いのです。

確かに、ただ山を歩くだけなので、
テニスやサッカー、野球のようなスポーツとは違い
特別な道具は必要無さそうです。

お弁当をリュックサックに入れて、山登りをする。
そんなイメージかもしれません。

かくいう私も実は、そんな甘いイメージでした(笑)。
それに、昔は今のように本格的な登山をするのでないのなら、
そこまで道具に拘ることもないだろうって感覚でしたし、

実際私が登山をしていた小・中学生の頃(学校の遠足で近くの山に登ったものです)は、普段の通学に履いていたスニーカーに半袖のTシャツ、Gパンという出で立ちで登っていたものです。

ですが・・・

安全に登山をする為に必要な道具とは?

安全に登山するためには、

・履きなれた運動靴はNGです。

・使い慣れた、リュックサックもNGです。

「日帰りの登山くらい、大丈夫だろう」
そんな甘いイメージは、どうか捨ててください。

低い山だとしても、相手は大自然です。登山コースと言えど、コンクリートの道でも、運動場でもありません。

登山コースは、整備された道ばかりではないのです。

木の根が飛び出した足場の悪い道だったり、
何となく石段??と思う程度のおそまつな段差が沢山あったり、
中には鎖伝いに登る場所すらあります。

つまり、足元に注意をしながら、ひたすら上り道、という状態です。
なので、スニーカーで行くと足が痛くなります。

また、普通のリュックサックで行くと、肩への負担が重くなり
首や肩を痛めてしまいます。

ケガをしてからでは遅いですので、必ず、専用の道具を使ってください。

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登山道具を選ぶ基準は?

ところで。
お店で登山の道具を見られたことは、ありますか?

「とりあえず、お店に行く前に少し知識を得ておこう」
と思っていらっしゃるかもしれません。

それは大変素晴らしいことです。
「道具の選び方」は店員さんに聞けばいいだろう。

しかし、それは甘い考えというものです。

というのも、店員さんは気さくに説明してくれるものの、
そもそも話に登場する専門用語が分からないのです。

ザック?

ポール?

スタッフバック??

どれにしますか、と言われても
それが何なのかすら分かりません・・・。

また、「どんな仕様がいいですか?」と聞かれるのですが、基本的な道具の仕様も何もわからないとさっぱり???になってしまします。

「またにします…」
そう言って、お店をあとにする…なんてことになりかねません。

お店にはたくさんの種類やメーカーの登山道具があります。

・何を基準にして選べばいいのか?

・どれが自分に合うものなのか?

・どれなら安全なのか?

道具選びに迷う要素がありすぎて、困ってしまいます。
せめて、道具を選ぶときの基準さえわかれば…

登山道具を選ぶ時の基準はコレ

では、その基準をお教えします。

ずばり!

「疲れにくい」です。

当たり前の事かも知れませんが、
登山では自分の足で歩いて、登り、下らなければなりません。

一緒に登る人はあなたの救助隊ではありませんから、
疲れたあなたに手を貸したり、ましてや、背負ったりはしてくれません。

第一、あなたが疲れているのと同じように、疲れています。
また、「疲れ」は判断力を鈍らせることが多いです。

予定外ではあっても、少し休憩すればいいところを、
早く進んで、その先で休憩することを選択したばかりに、
ケガをしたり、体調を悪くしたりする人は、けっこういます。

ですから、登山を最大限に疲れにくくすることが大事なのです。

そして実は、疲れにくい登山をするために、
道具の選び方が、重要なポイントになります。

体力があれば、疲れにくくなるんじゃないのか?
だから、体力をつけないといけないんじゃないのか?

ハッキリ言います。

その考え方は間違いです。
登山にハードな体力作りは必要ありません。
現に、ご高齢の方でも登山を楽しんでいらっしゃいます。

その代わり、体力をつけること以上に、道具の選び方、使い方があなたの登山の道のりを少しでも楽にするか、疲れるものにするかの命運を分けるのです!

「より疲れにくい」道具の選び方、使い方をしてください。

そうすれば、体力に自信がなくても、
十分安全で、楽しく山道を歩ける、ということなのです。

・何をどうすれば、疲れにくいの?

・どんな道具なら自分にフィットするの?

そんな疑問にズバリ答えてくれるのが、このDVDトレッキング講座なのです。
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